エンジニアがIT業界でステップアップしていくためには、まずスキルを伸ばしていくことがとても重要です。やはり、他の業界と比べてもIT業界は実力主義の傾向が強いので、できるエンジニアほど仕事を任されますし、ヘッドハントされる確率も高くなります。
そのためには、専門性を高めることが第一です。自分が今やっている、もしくはこれから取り組みたいジャンルの専門知識と技術を高めます。積極的にレベルの高い案件に取り組んで実地訓練をしたり、オンラインスクールに通うなどして高度なスキルを磨くようにしましょう。
そして、可能であればエンジニアとしての枠を広げていくことも大事です。たとえば、新しいプログラミング言語に取り組んでみるとか、活用領域が異なる案件を得るといった形を採ることができます。
自分のスキルを磨くと共に、働く場所やパートナー、クライアントを選ぶことも優秀なエンジニアとして成長していくのに役立ちます。さまざまな異なるタイプの人たちと働くことによって、幅広い経験を積めるからです。
また、成長に伴って、より複雑な開発をしている企業、規模の大きなプロジェクトを中心としている企業との付き合いを増やすことによって、高度な案件に携わる機会が増えていきます。こうした環境づくりをしっかりと行うことによって、自分のスキルを生かせる場を設けられます。
このように、自分自身の能力と、それを使える場の両方をエンジニアとしてのフェーズに合わせて高めていくことで、より良いエンジニアとして成長していけるでしょう。